キムブログ -5ページ目

¥059「アンニョン、平壌産院より」

平壌産院


最近結婚やら出産やらのニュースが身の回りで頻発している、どーもキムです。

驚きと感動のニュースが飛び込んできました!
この8月に韓国でボクもお会いした黄ソンさんに第二子が産まれました!!
しかも今回はなんと平壌で出産したとのことです!!!

2005-10-17『統一ニュース』より
「あなたの故郷は平壌だよ」

南の人が北の地で出産…
まさに6.15の祝福です。

すごいなぁ。新しい価値感の創造ですよね。
北がどうだとか、南がどうだとか、ブッ飛ばしてくれちゃってます。

民族共助の統一時代の実現へ。
民間でもこんな大きな一歩が刻まれています。
祖国はこんな時代に突入してるんだなぁ。

黄ソンさんと統一の子、新しい民族の未来に祝福あれ!

¥058「アンニョン、ハングル能力検定試験」

ハングル能力検定


週末にゆっくり休む時間を持つことができてやたら元気な、どーもキムです。

秋の長雨が続いていますが、みなさん風邪など引いていないでしょうか?ボクは夏前にひどいヤツをやったせいか、今年はもう風邪とは縁がなさそうです。

さてそんな季節の変わり目、日に日に寒さが忍び寄ってくるとともに外の空気が澄んでいく今日この頃。秋と言えば「勉学の秋」ってことで、ボクたち韓青では今秋のハングル能力検定試験をみんなで受験しようということになりました。

入門者の5級から超上級の1級まで、それぞれのレベルに合わせて申し込んだのですが、この受験料が結構高いんです。とてもじゃないけど記念受験、アリバイ受験しようとは思えない値段なんですね。

なので、落ちないように勉強していきたいと思います。テストなんかはあんまり得意じゃないんですが、サクッと合格してみんなで美味しいお酒をシュピッと飲みたいと思います!

¥057「アンニョン、ヌナとの約束」

たらふく飲むと落ちてしまう男なんだなとあらためて自覚した、どーもキムです。

最近飲んでも朝方まで寝ること無しにガッツリいってたので結構イケるかも自分と思っていたんですが、やっぱりそんなことはありませんでした。初めての国内ゲスト対応に思った以上に磨り減っていたようで、昨日の晩はついに撃沈してしまいました。うぅ、若手のくせに情けないTT

さて、そんなやるせない気持ちを抱えて迎えた今日、交流を温めまくりだった国内韓青の二代表のうちHJNヌナは夕方の飛行機でソウルに戻ってしまうとのこと。2泊3日ってホントあっという間ですね。

ボクは午前中地元で野暮用があり昼から出勤だったのですが、昼前には合流して最後の昼食会に参加。最後の晩餐ならぬ最後の昼餐は、上野のお寿司屋さんでした。こんな機会でなきゃ寿司なんて食べる機会がないのでガッツいちゃいました。

そして京成上野駅。名残惜しい気持ちで胸がいっぱいになりながら、また次の再会を約束しあいながら見送るボクの仲間達。成田行きのスカイライナーの切符を握りしめ手を振るHJNヌナとボク。そうボク。

「じゃ、キム。任せたから」byボス

駅についてふいにボスから言い放たれた一言。そう、成田までのお供兼お見送りの大役が下っ端のボクに回ってきたのです!

マジっすか?

これが正直なところだった。というのも、恥ずかしながらボクはまだまだウリマル力量が十分ではなく、二人きりでスカイライナーっていけるんだろうか?という不安でいっぱいだったのです。

「ま、がんばってねん」by副ボス
「むぅ。なんとかなるっしょ」byペッタン先輩
「いや…、いけるいける」byLEE先輩


というみなさんの投げっぱなしのエールを背中に受けながら改札を抜けて、地下深いスカイライナーのホームへ。電車はすでにホームに入っていたので、平日でガラガラの車内へと向かいました。

HJNヌナはボクより二つ上で既婚者ですがバリバリの青年活動家で、ボクなんか比較にならない重責を担っていて、その上とっても優しくてキュートな女性です。ボクは正直スゲー緊張して、上手く話題を切り出せません。

しばらくすると進行方向に電車は動き出しました。ここになってやっとボクは腹を決めました。緊張して時間が過ぎちゃうのも勿体ないし、ウリマルも何とかなるでしょって気持ちで、ボクは非常に気になっていた質問を切り出したのです。

「結婚についてなんですけど…」

この話題を皮切りに、思った以上にトークは転がりはじめました。HJNヌナの結婚の話や子供について、活動家同士の恋愛、特にボクやLEE先輩!?の恋愛の行方や、在日コリアンの結婚状況の話まで。結婚2年目の旦那さんを「신랑」(新郎)と呼ぶHJNヌナはやっぱりキュートでした。

そんなこんなで予想に反して話も結構乗ってきた(実際は乗せてくれてた)ところで、成田空港に到着。HJNヌナの理解力の高さに助けられながら、終点までみっちり1時間。思った以上にあっという間でした。

空港について発券をすませると、出発まで一時間以上の待ち時間が。事前にボスから「ゲストも疲れてるし一人になる時間が欲しいだろうから空港まで送ったら戻ってきていいよ」と言われていたのですが、

「4시까지 어떻게...」by HJNヌナ
(4時半までどうしよう…)

と、つぶやくじゃないですか。ボクは迷わず、

「차라도 마실까요?」
(お茶でも飲みましょうか?)

とまるで教科書的、もしくは昔のナンパ的な誘い文句を言って、HJNヌナとお茶をすることにしました。今考えるとなんかちょっとこっぱずかしいですね。

いやぁでもあっさり帰らなくって良かった!HJNヌナは、コーヒーを飲みながら新米のボクに活動家の先輩としていろんな話を聞かせてくれました。働きながら活動してたときの話とか、メッチャ転職した話とか。

その中でもボクがすごく共感できたのは、自分が幸運だということ。望んでも誰でもがそのように活動できるものではない中で、自分がいま活動家として生きている、生かせてもらえているという認識です。

みんなに支えられてるからこそ今の自分があるということは、ボクも常々肝に銘じていますが、やっぱり重みが違います。あらためて見失っちゃいけないことだと思いました。

そんないい話を聞いているうちに出発の時間が近づいてきました。そこでボクはHJNヌナにひとつの宣言をしました。

「来年また会うときまでにウリマルをペラペラになります!」

正直ボクはウリマルが苦手だって話しもしたし、今回話してきたレベルでいったら大風呂敷広げるヤツだなぁと思われても仕方ない状態だったんですが、自分への課題を課すという意味以上に、ボクと話そうとして努力してくれた素晴らしいヌナともっといろんな話をしたいと思ったのです。

HJNヌナはうなずいて、おもむろに名刺をくれました。HJNヌナは日々成長するであろうボクのウリマル力量をメールをしながら点検してくれるというのです。ハングルのタイプも含めメールはかなり骨が折れますが、こりゃもう、上達するしかありません。

そして離陸時間が迫る出発ゲートの前。名残惜しい気持ちを抑えながら最後の挨拶をして、HJNヌナの背中を見送りました。最後まで笑顔で手を振ってくれました。


見送りに行く。たったそれだけのことでしたが、必死になって理解しよう、伝えようとして話してたのでメチャクチャエネルギーは使いました。帰りのスカイライナーで席に着いたとき、どっと疲労感が襲ってきました。でも、とても心地よい疲労感でした。

役得だなぁ。やっぱボクは幸運で、恵まれてるなぁと思いました。そして、窓の外に飛んでいく飛行機を眺めながら、こんな出会いを多くの韓青の仲間にも味わって欲しいとあらためて思いました。

¥056「アンニョン、浅草寺」

おみくじ


意外とTOKYOを知らないことを再認識した、どーもキムです。

今日(正確には昨日)からボクらの同志である韓国青年団体協議会(通称:韓青!)の代表、HSKヒョンニム(兄さん)とHJNヌナ(姉さん)が韓国から来ています!

8月ソウルでのCOREA青年FESTA以来の再会であり、ボクが事務所に詰め始めてから初めての国内ゲスト来訪。もちろんウリマル(韓国語)オンリーで、これからに向けた実務協議です。国内の同志との出会いが嬉しいとともに結構緊張してます。


さて、そんなボクに早速ひとつの指令が下りました。その内容は、昼間の空いた時間を利用してゲストのお二人をどこか案内せよ!とのこと。いわゆるTOKYO案内です。

時間もそんなないし、事務所のある秋葉原付近で面白そうな所かぁ。悩んでいるボクに先輩達は、電気街、アメ横、上野(山近辺)、浅草あたりで良いんじゃないかとアドバイスをくれました。

う~ん、秋葉原、アメ横は韓国にも同じ様な場所はあるし、それ以上に別に買い物する気ないだろうなぁ。上野は動物園、美術館、博物館は時間的にゆっくり見れないし。そしたらやっぱり浅草か。いや、まともに行ったことがないぞ。でも、その他っていっても…。

大学以来、新宿、お茶の水、神田、霞が関、そして秋葉原と毎日TOKYOに通っていますが、有名スポットや観光地にほとんど行ったことがない自分に気づきました。ちょっと足をのばしたところでどこもボク自身初めて行くとこばっかというコトで、結局近場の浅草に行くことにしました。

う~ん、不安です。ボクの浅草知識といえば雷門が有名!くらいです。しかもボクのウリマル力量で観光案内するのって相当大変だというコトもあります。おみくじってなんて言うんだ?

まぁ浅草寺といえば観光地of観光地だし、行ってみたら何とかなるだろうと、とりあえずネットで収集した情報をプリントアウトし、辞書を鞄に詰め込んで、ゲストの二人を連れて銀座線に乗り込みました。


近い近いとは思っていましたが、浅草までほんとあっという間です。地下鉄内のサロンパスの広告(日本ではサロンパスを足の裏に貼るのか?)について語り合っていたと思ったら、気がつけばもう終点の浅草です。

まず観光案内所で韓国語の案内をもらい、さぁ雷門の説明を…と話し始めようとした瞬間、隣にいたはずのHSKヒョンニムがいません!早くも迷子!?と周りを見回してみたら、向こうの方で甘栗を頬張ってるじゃないですか!ソッコー買い食いしてるじゃないですか!

8月にソウルで心からの歓待を受けていたボクとしては、今回出来うる最大限のもてなしを(財布を開かせない!)と思っていた矢先の出来事。まさかいきなり道で栗に食いつくとは思ってもいませんでした。買い食い先もプランニングしていたのに…。

その後仲見世通りに入ってからもHSKヒョンニムの食に対する好奇心は大暴走。人形焼き、煎餅など、手当たり次第食い荒らしていきます。韓国にも同じような食べ物があるので、どうしても食べ比べしたくなるようです。どんどん自分で動いて買ってしまうHSKヒョンニムを押さえ切れませんでした。HJNヌナもそんなに食べれないよって顔しながらもきちんとすべて味見してました。やっぱ国内(韓国)の人はよく食べる。

そんなこんなしながら雷門の提灯や仲見世通り、宝蔵門裏のデカいワラジ、なんか煙を撫でつけると体に良いってヤツ?とか五重塔、本堂(本尊が見えないTT)など一通り浅草寺を満喫したのですが、何より盛り上がったのが、おみくじ!

最初にHJNヌナが引いたのですが、なんと大吉!大吉引く人初めて見たわと思いながら、とりあえずすごく良いのを引いたと伝えました。大量の買い食いにグッタリしてたHJNヌナのテンションも上がり、細かい内容を訳してってノリノリに。

さぁ、いまこそボクの真価が問われるとき!ボクのウリマル力量は未熟とはいえ、大吉でテンションも上がってるし、ココは何とかしなければ!

ボクに期待のまなざしを向ける二人。韓国人(特に女性)は本当に占いとか好きだということを思い出しました。どんなに良いことが書いてあるんだろうとワクワクして待っています。しかし…

日本語が難しくて理解できない…。

まったくと言っていいほど訳が分からない。もちろんウリマル力量の問題もあるんですが、それ以上に日本語難しすぎ!古語?なんか分かるかっつーの!

恐れていた事態の発生です。仏閣特有の言葉、日本語が分からない。日本語が分からなくて訳せないなんて猛烈に恥ずかしいかったです。だから観光地のガイドは難しいんだよなぁと思いながら、悔しさを噛みしめました。

しかし、みんなのガッカリ具合もこの上ない状態で、上がったテンションもドン底に落ちかけたその瞬間、裏面にも文字が書いてあるのが目に入りました。実は難しい言葉で書かれていたのは表面だけで、裏面には現代語?で内容が書いてあったんですね。ってみんな知ってることか。とにかく仏様はボクを捨てていなかった。

とはいえそれでも内容が難しかったので、英語の部分(HSKヒョンニムが訳してくれた)を一緒に参照しながら3人でキャーキャー言って楽しみました。ちなみにボクは可もなく不可もない感じの中吉。

さて、好奇心旺盛でカメラを片手に積極的な動きを見せていた買い食いキングことHSKヒョンニムですが…

凶→凶→末吉

半端ネー感じで落ち込んでました。自ら訳す英文が力無いことこの上なしでした。もう夢も希望もありゃしないって感じでした。3回も引いてこの結果…。さすがに最後はHJNヌナもボクも笑えなくなって、かける言葉を失ってしまいました。

このままではダメだ!と思って、あまり時間もなかったのですが最後に人力車に乗って風情でも感じて気を取り直してもらおうと、浅草寺前で値段交渉してみたら10分で3,000円とのこと。あまりに人をおちょくった価格設定だなぁと思っていたら、逆にお二人から止めろと強烈なつっこみが入ってしまいました。

後から見たら、韓国語のパンフに値段が載っていたんですね。パンフ渡さなきゃよかったと少し後悔しつつ、ボクらはTOKYOの下町浅草を後にしていきました。


う~ん、果たして二人は楽しんでくれたのだろうか?正直それが心配です。ボクのウリマルだと意思疎通をはかるのに必死で、面白いこととかほとんど言えるレベルじゃないし。

でもボクのポジション的に、これからこんな仕事も増えていくだろうことが予見されるので、しっかりとウリマルとTOKYOについて勉強してかなきゃいけないなぁと思いました。

¥055「アンニョン、研修会in岡崎」

幹研


家に帰ったり帰らなかったり、どーもキムです。

この連休に愛知県は岡崎市で韓青の研修会がありました。今回は全国のみんなで今後の課題に対してガッツリ討論し、今後の方向性を固めていく出発点としての研修会でした。

まだまだこれから詰めていかなければならないことが多いですが、とってもいい話ができたし、何よりひとつの目標に向かっていけるという手応えを感じることが出来たことは、大きな成果でした。

ボクらは2010年に向けて大きく動いていきますよ!